후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(三)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(三)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 312,452자 · 628화면
「他日、事実が明らかになったならば、其方にも恩賞をつかわすであろう」といって退けた。
次の日、また次の日。相府の奥には不気味な平常のままが続いていた。――と思うと、あれから四、五日目の明け方のことだった。にわかに一騎の使いが駈けて、典医吉平の薬寮を訪ね、
「昨夜から丞相がまたいつもの持病の頭風をおこされ、今朝もまだしきりと苦しみを訴えておられまする。早暁お気のどくでござるが、すぐご来診ねがいたい」
との、ことばであった。
吉平は心のうちでしめたと思ったが、さあらぬ態で、
「すぐお後より――」と先に使いを帰しておき、さてひそかに、かねて用意の毒を薬籠の底にひそめ、供の者一名を召しつれ驢に乗って患家へ赴いた。
曹操は、横臥して、彼のくるのを待ちかねていた。
自分の顔を、拳で叩きながら、吉平の顔を見るなり、たまらないように叫んだ。
「太医、太医。はやくいつもの薬を調合せてこの痛みをのぞいてくれい」
「ははあ、またいつものご持病ですな。お脈にも変りはない」
次の間へさがると、彼はやがて器に熱い煎薬を捧げてきて、曹操の横たわっている病牀の下にひざまずいた。
「丞相。