후리가나로 읽는 일본 고전
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ちめいのけんきゅう
地名の研究
柳田 国男
柳田 国男의 地名の研究(ちめいのけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 176,308자 · 347화면
最後に再び里中へ戻って来て、以前農民の間に交って、特殊ないろいろの職業の者が住んでいたということが、やはり地名の調査から明らかになって来る。現在はおそらくたいていは畠となり、または淋しい山や原野の中になっていることと思うが、彼等の屋敷と称するものが相応に多いのは、それを再びただの百姓の居宅にすることを好まなかったからの記憶であり、同時にこの人々が少しく立ち離れた処に、居住を認められていた名残でもあった。自分は方々の田舎について、そういう屋敷迹を遺し去った人々の種類を、集めて比べてみたいと思っているのだが、最も数の多いのは意外にも長者屋敷であった。そこにはきまって花やかな伝説があるが、長者というのは実は一種の宗教遊芸家ではないかと思っている。次にこの辺に多いのは舞々屋敷、これは確かに歌うたいであった。猿町・猿松と言い、または小町というのも何かそんな仲間らしい。その次には医者屋敷・ミコ屋敷、こういうのも別扱いであった。今いう職人に属するものでは誰でも知っている雉子(木地)屋敷や轆轤屋敷、伴上(番匠)貝戸・細工畑・紺屋畑・鍛冶荒居などの地名がこの地方にはある。