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にっき
日記
宮本 百合子
14 一九二八年(昭和三年)
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 58,758 字 · 118 页
七月二十二日
七月二十三日
七月二十四日
Yとも話し、自分、33の厄年に迷信的な不安を抱いて居たが、今度はMが何かあるのではないか。胃カイヨーの後が刺戟されて云々、M自身書いて居るが、それが怪し、怪し。何だか気が滅入り、M、自動車一台買って後、心持も変に成り上っていやになったとともに命まで早めにしまってしまうのかと、果敢ない心持がする。自動車にのるからよいと、一日にうんと歩く、そして、つかれる、つかれて居てもよいからと又出る――書いて居るうちに腹が立って来た、手紙を書いてやろう、直ぐ。昨日から自分悲しいのだ。
七月二十二日(日曜)
何か書きたくなって来た。
ナースチャの下拵えをする。
七月二十三日(月曜)
仕事をしかけると、いつも日本が恋しい。
日本の自分の家で仕事する心持。
七月二十四日(火曜)
Yもこの頃は手習いと称して何か書いて居る。結構なことだ。フレーフレー
批評は出来るが、その批評を書くことは出来ない。それでは不具だから、何でも書いて見ることなり。Y書けるようにならなければウソだ、と今度は本気だ。いつか駒沢に居た時も、やったが、その時は必然性が足りなかったと見え中止になってしまった。