轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

にっき

日記

宮本 百合子

14 一九二八年(昭和三年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 58,758 字 · 118 页

青空文庫

八月二十六日

生の芸術。

〔欄外に〕

夜、リジア・コンスタンチノヴナの家によばれた。

イラ(娘)その所謂スツデントスキーの写真。赤い卵を貰った。

八月二十六日(日曜)

ルースキー・ムゼイに行く。大してひどく面白いというものもない。十八世紀の宮廷画家の肖像、皆「顔が似て居る」程度で、性格まで追ったもの一つもなし、下らぬ。文学がプーシュキンを出した時代ゴーゴリを出した時代に、このような絵画とはひどい。十九世紀から二十世紀にかけてはレーピン、ヴォルガの引舟はやっぱりよろし。スリコフに一寸面白いものあり。サブラソフの風景、マコフスキーの風俗画、ブルビエルのロシア的(碧、桃色、サファイア、ルビー的配色)神秘画、セーロフ(革命までの所謂貴婦人像、牡牛にのって少女が河をわたって居るきつい樺色と紺、白の配色)一寸面白い。フランスのデカダンスをまねたサモフあり。近代現代の部になったらもう時間がなくなって来てかえった。

夜、クルイシェ〔屋上〕にカバレーあり。三時まで居た。歌舞伎も今日が楽故、長十郎、団子踊り、来て居たPを対手に踊った。我等のテーブル衣笠貞之助、大熊さん我等二人。大熊さんウォトカ、三人はバルザック〔ロシア産の白ブドウ酒〕