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あかくら
中谷宇吉郎集 第一巻
中谷 宇吉郎
中谷宇吉郎『中谷宇吉郎集 第一巻』。同一底本的分册已合并为一书。收入:赤倉、英国日食班の印象、寒月の「首縊りの力学」その他、球皮事件、「光線の圧力」の話、御殿の生活、雑魚図譜、雑記、霜柱と白粉の話、十二花の雪、スポーツの科学、先生を囲る話、「先生を囲る話」について、続先生を囲る話、寅彦夏話、冬彦夜話、文化史上の寺田寅彦先生、雪の化石1、雪の話、リチャードソン。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 107,056 字 · 223 页
一二 地震と○○村
それを見るのに貝塚やその他の遺跡の分布を見たら面白いと思う。例えば貝塚の同じ時代のものが巧く海岸線と並行に近い線の上にのっていたら、地震ごとに土地の隆起が同じセンスに起きたことが分り、それと今度の地震のくわしい隆起の図と比較して見たら面白いだろう。歴史時代になってからは大分よく分っているし、地質年代の事もかなりよく分っているのだが、丁度その連鎖に当る所がまるで分っていないのだ。そんな方面へ発展させたら、人類学も大分広い野があるだろうと思っている。
それで未だ足らぬ所があるには決っているが、そこは言語学や、出来たら神話などを調べたら大分補足出来やしないかという気がする。例えば地名のアイヌ語源のものの意味を調べたり、竜が火を吹くのは火山の噴火だという風に解釈して補ってみるのだね。もっとも木村鷹太郎のようになっても困るが、あれだって一面の真理はあると思うよ。
一二 地震と○○村
地震の話のついでに、I先生が○○村が東海道で一番地震には安全な所だから別荘を作るならあそこに限ると講演されたところ、あそこは□□□□の村だという手紙がきたという話を持ち出した。先生は言下に「そりゃあ当り前の事だよ」