일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むすめえんじゅつし

娘煙術師

国枝 史郎

国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면

아오조라 문고

嘉門は先へ歩いて行く。と、草萌えで青み渡っている、小さな築山の前へまで来た。その築山の裾の間から、新しい苔をまとったところの、筧が一本突き出されていたが、清らかの水が筧の口から、泉水の中へ流れ落ちて、細かい飛沫を上げていた。

「のうのう水鏡を見ようずるにて候」

わけのわからないことをいいながら、歩いていた嘉門は足を止めて泉水の縁へたたずんだが、やがて足を曲げてかがみ込んだ。と、姿が水へうつって、小鬢の生え際や額のあたりに、めっきりと増えた白い髪がのぞき込んだ嘉門の眼に映った。

「老いにけらしな今ははや。……なんの芸匠には年はないよ」で、嘉門は立ち上がったが、泉水をめぐって歩き出した。とまたもや嘉門は謡い出した。

※(歌記号、1-3-28)杖にすがりてよろよろと、本の藁屋へかえりけり、百年の姥と聞こえしは、小町が果ての名なりけり……

「俺には年がないにしても、娘のお菊は女の身だ。迂濶にほうってはおかれない。『関寺小町』とおちぶれさせては、親として申し訳がないからなあ」

二坪ばかりの茶畑があって、緑青色の厚肉の葉が、押し合うように盛り上がっていたが、その傍らまで歩いて来た時に、嘉門は胸へ腕を組んだ。