일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むすめえんじゅつし

娘煙術師

国枝 史郎

国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면

아오조라 문고

疑問の問答

しかし娘は白痴でもなければ、また狂人でもなさそうであった。書く手に狂いがないばかりか、書かれた文字にも乱れがない。

こうして同一の一首の和歌を、五軒あまりのお長屋の土塀へ、しだいしだいに書いて行ったが、六軒目のお長屋の土塀の面へ、同じその和歌を書こうとした時に、

「女子よ」と呼ぶ声が背後から聞こえた。

無言で振り返った娘の眼の前に、一人の供侍を従えて、おおらかにたたずんでいる人物があったが、道服の下から括り袴の裾が、濃紫に見えているところから推して、公卿であることがうかがわれた。

「およびになりましたのは妾のことで? 何かご用でござりますかしら?」

りっぱな公卿にとがめられても、娘はたいして驚こうともしないで、平然として訊き返した。

と、呼びかけた公卿のほうでも、あえて突っ込んでとがめようとはせずに、これも平然たる態度と口調で、

「なんと思うてそのような所へ、そのような和歌を楽書きするぞ? 風流にしては邪である。悪戯にしては度が過ぎる。そちの思惑を聞きたいものだ」こういって相手の返辞を待った。

疑問の問答

と、娘は月の光の中で、大胆に艶めいた笑い方をしたが、