일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むすめえんじゅつし

娘煙術師

国枝 史郎

国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면

아오조라 문고

開けられた窓

「とんだ道草を食ってしまった。どれ急いで走って行こう。お粂姐ごが待っているだろうに」

金兵衛は小刻みに走り出したが、下立売から丸太町を抜けて、所司代の番士のお長屋の、塀の側まで間もなく来た。と、お粂が立っていた。

開けられた窓

「金ちゃん、どうしたんだよ、遅かったじゃないか」

息せき切って走って来た、金兵衛の姿を迎え取るようにして、このように声をかけたのは、徳大寺卿を送ってから、半刻あまりもたたずんで、じれ切っていたお粂であった。

と、金兵衛はお粂の前へ、ピョコリと一つお辞儀をしたが、「姐ご済みません、あやまります。実は道草を食いましてね」

「道草?」と聞き返したがお粂の声は、不安なものを持っていた。

「それではなにかい、てきらの一人と?」

「なんのなんの」とそれを聞くと、金兵衛は手を振って払うようにしたが、「そんなたいした道草の種なら、済みませんなんて謝罪りはしません。ただ道化者に逢っただけで」

「道化者? ふうん、どんな道化にさ?」やはりお粂は不安らしい。

「へい、こういう道化者なので」思い出してもおかしいというように、金兵衛は一件を話し出した。

「お妻さんという綺麗な女太夫さんに、片耳で大男で縹緻の悪い、鴫丸さんという口上いいが、片恋なるものをしていましてね、深夜の京都の町々を『お妻さんお妻さん』