일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むすめえんじゅつし

娘煙術師

国枝 史郎

国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면

아오조라 문고

君江とお粂の噂

「いうまでもない儀にござります」ますます桃ノ井兵馬の声は、憤りと怨みとに顫えを帯びて来た。「大弐の遺児の兄弟三人、紋也と小次郎と鈴江を嬲り殺しにいたさないことには、胸の中が晴れませんでござります」

兵馬はまたもや片眼をおさえた。いつぞや泉嘉門の屋敷で、山県紋也と切り結んでいた際に、突然に紋也の妹の鈴江の、吹き針の鋭い針に射られて、潰されてしまった片眼なのであった。二人は先へ進んで行く。と、美作が声をひそめていった。「そちの女房の君江とかいう女子が、発狂したとは本当のことかな?」

君江とお粂の噂

「そちの女房の君江とかいう女子が、発狂したとは本当のことなのかな?」こう美作に訊ねられて、兵馬は明るい月の光の中で、苦いような寂しそうな笑い方をした。

「発狂というところへまではまいりませぬが、時々精神を昂奮させましたり、常規を逸した行動に出たり、言葉に出ることはござります」

「お前があまりに虐めたからであろう」こういいいい北条美作は、月の光のみちていて明るい、往来の中央へ歩み出して、兵馬と肩を並べるようにした。

「あまり女房などは虐めないがよいぞ」たしなめるような声であった。