일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むすめえんじゅつし

娘煙術師

国枝 史郎

国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면

아오조라 문고

二隻の屋形船

潜り戸をトントンと打つ者がある。

「どなたでござるな、かかる深夜に……」

二隻の屋形船

「京都所司代よりまいりましたるもの、大切の文書をたずさえてござる。至急ご主人にお目にかかりたく、この段お取次ぎくださいますよう」門番のとがめた声に答えて、表の声がこう答えた。

「で、ご姓名はなんといわれる」

「番士の矢柄源兵衛と申す」

「よろしゅうござる。おはいりなされ」で、潜り戸がギーとあいて、源兵衛の姿の吸い込まれた後は、ひっそりとして寂しかった。拍子木の鳴る音がする。遠くで犬の吠え声がする。

で、要するにそれだけであった。

こういう事件のあってから、数日たったある日の夜、大川の流れを屋形船が、二隻音もなくすべっていた。

その一隻の屋形船には、不思議にも燈火がついていない。で、真っ暗な船である。漕いでいる船頭の姿さえ、陰影のように真っ黒だ。

が、お客が一人あった。どうやらみすぼらしい浪人らしい。屋形の中に端坐して、物音を聞いているらしい。

船は下流へすべって行く。

が、もう一隻の屋形船には、行燈が細々とともっている。三人の客の影法師が、屋形の障子へうつっている。

その面ざしがよく似ている。