일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むすめえんじゅつし

娘煙術師

国枝 史郎

国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면

아오조라 문고

という山県紋也は、のぞくようにして兵馬を見たが、すぐにその眼へ冷笑を浮かべた。

「結構なご主人、似つかわしゅうござる。まことに貴殿に似つかわしゅうござる」

「貴殿もご仕官をなされてはいかが?」兵馬の笑殺的な声というものは!

「誰にな?」と紋也は怪訝そうにした。

「美作殿へよ、いうまでもござらぬ」

「ふん」と紋也は突っぱねたが、「まずご免、いやでござる」

「何ゆえな?」と兵馬は毒々しい。

「一世の奸物! 彼美作! なんの拙者が! 穢らわしいわい!」

「それに貴殿には讐敵のはずで」

「まさしくさよう、讐敵でござる」

「さてそこだ、不思議なことがある」罠にでも落とそうとするのであろうか、兵馬はネチネチといって来たが、「一世の奸物で貴殿の讐敵の、その北条の美作のご前の、ご子息の北条左内殿と、貴殿はお仲がよろしいそうで。不思議だの、なぜでござろう?」

ここへ搦ませようとしたものと見える。こういうと小気味よさそうに、ニヤリニヤリとほくそえんだ。「申し分ござらば、承るとしましょう」

しかし紋也はこういわれても、さして動揺しなかった。かえって愉快そうに笑いたくなるのである。

「美作殿は一世の奸物、これに相違はござらぬよ。