후리가나로 읽는 일본 고전
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むすめえんじゅつし
娘煙術師
国枝 史郎
国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면
二品を!
「ああお前様の可愛いご良人に?」
「でも近来は寄り付きませぬ」
「なるほど、お家へ寄り付かないので」
「お爺様お探ししてくださいまし」
「どうもな、それは、ちとむずかしい」
「探してお渡ししてくださいまし」
「どうもな、それは、ちとむずかしい。俺は竹之助様を存じませんのでな」
「竹之助様は美男でございます」
「まことに有難う存じます」
「でも片眼なのでございます」
「片眼? はてな? それで美男で?」
「今年の夏頃に潰されました」
「それじゃ兵馬という武士に似ている――桃ノ井兵馬とはおっしゃいませぬかな?」
二品を!
しかし女の声は否定した。
「いいえいいえ妾の良人は、南条竹之助様といいまして、そのような桃ノ井兵馬などという、いやらしい名前ではございません」
「さようかな、それはそれは」老人の声はいぶかしそうであった。「が、片眼をつぶされたといえば」
「いいえいいえそれに妾の良人は、禁裡様方のお味方で、忠義なお方なのでございます」
「ははさようで、では人違いだ。兵馬と申すお武士は、幕府の犬でございますからな」
「それを好んでお父様が、夫婦にしたのでございます」
「よいお心掛けでございますよ。