일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(三)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(三)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 312,452자 · 628화면

아오조라 문고

このように、今、許都は軍事経済の両面とも、盛大に向っていた。

けれど首府の殷賑がそのまま朝廷の盛大をあらわすものとはいえなかった。――許都の旺なるは、曹操の旺なるを示すだけに止まるものであって、極端な武権政治が相府というかたちでここに厳存し、朝廷の勢威も存立もかえって日ごとに薄れてきたかのごとく誰の眼にも見えてきた。

――ここに。

その推移をながめながら、怏々と、ひと知れず心を苦しめていたひとは、この国舅とよばるる車騎将軍――董承であった。

功臣閣の秘宮を閉じて、帝御みずからの血をもって書かれた秘勅をうけてから日夜、肝胆をくだいて、

「いかにして、曹操をころすべきか。どうしたら武家専横の相府をのぞいて、王政をいにしえに回復できようか」と、寝食もわすれて、そればかりに腐心していたが、月日はいたずらに過ぎ、頼みにしていた玄徳も都を去ってしまうし、馬騰も西涼へ帰ってしまった。

その後、一味の王子服などとも、ひそかに密会はかさねているが、何分にも実力がまるでなかった。公卿の一部でも、相府の武権派に対して、明らかに反感をいだいているし、曹操の驕慢独歩な宮門の出入ぶりをながめるにつけ、無念の思いを秘めている朝臣はかなりあったが、