일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むすめえんじゅつし

娘煙術師

国枝 史郎

国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면

아오조라 문고

「雑魚だ雑魚だと馬鹿にしたが、どうしてどうして紋也という男は、雑魚でないばかりか大物だ。気象も武道も素晴らしい。……あやうく俺は切られるところさ。……おや」

とつぶやくと代官松は、小門のある家の扉へ、軽く片頬を押しあてた。「たしかこの家は空屋のはずだが、今夜は人の気勢がする」

――で、しばらく聞き澄ました。

「借り手がついてはいったのだろう。ちっとも不思議なことはないさ」

代官松は歩き出した。

「一軒、二軒、三軒、四軒……小門のある家からはじまって、同じ並びの小さい借家が、ここ数ヵ月の以前から、一度に空屋になったのは、なんとなく俺には腑に落ちないよ」

月はいつの間にか家の背後へまわったからでもあろう、片側道の佐久間町の家並みは、いちように間口を黒めていたが、その家並みに添いながら、一軒、二軒と代官松は、家を数えて歩いて行った。

と、ぴったり、そこに建っている家というのは女煙術師と山県紋也と話し合ったところの屋敷であった。

と、スルスルと近寄って、代官松は大門の扉へ、しっかりと片耳を押しあてた。

「俺の本当の目的は、この屋敷にあろうというものさ。……一ヵ月このかた探っているのだが、いまだにハッキリとはわからない」