후리가나로 읽는 일본 고전
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むすめえんじゅつし
娘煙術師
国枝 史郎
国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면
「うむ、そうだこれがよい、師匠に仲へはいってもらおう」
で、紋也は力を橈めた。
すぐにつけ込んで押して来る。その兵馬の押し手を受け受け、紋也はしだいに下がって行く。
こうして小門の前まで来た。とたんに紋也は押し返したが、一刀流での寄り身捨て身だ、交叉した太刀の交叉をといて、ハッと柔かに上へ上げて、兵馬がそれへのっかかって、袈裟掛けに切り込んで来たところを、左のほうへ体形を捨てた。で相手の太刀が流れた。間一髪に身を寄せたが、紋也は兵馬へぶつかろうとした。が、兵馬に油断があろうか。体あたりと感じて飛びのきざまに、またも斯流での乱軍刀だ、片手なぐりに胴を払った。きまれば紋也は胴輪切りだ。が、紋也は未然に察しその裏をかいて飛びのくや、小門を肩でグッーと押して、開いた隙から裏庭へはいった。背後下がりの刻み足で、太刀は中段真の構え、兵馬の眉間へ、鋩子先をさしつけ、居つかぬ用意にシタシタと動かし、ジリリ、ジリリ、ジリリ、ジリリと、庭の奥へと下がって行く。
引き手に釣られて追い迫るのは、危険至極の業であった。剣鬼のような桃ノ井兵馬が、それを知らないはずがない。それでは知っていてやるのであろうか? それとも激怒をしているがために、危険を忘れてしまったのであろうか? これは斯道の平青眼、鋩子先を紋也の肩口へさしつけ、引くまま