일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むすめえんじゅつし

娘煙術師

国枝 史郎

国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면

아오조라 문고

兵馬はいささか得意そうであった。二人は先へ進んで行く。

右手に流れている神田川の水が、にわかに微光を失ったのは、月が雲の中を通ったからであろう。が、ふたたび微光を放って、東へ東へと流れ出した。月が雲から現われたのである。

「兵馬!」と美作が声をかけた。

「そちの素性とそちの本名とを、女房はいまだに感づかないのかな」

「感づきませぬように存ぜられます」兵馬の声は笑止らしく、「佐幕方の浪人武士の、南条竹之助と思い込みまして、おりますようにござります」

「素性と本名とが知れた暁にはそちの女房はどうするであろうな?」

「本物の狂人になりましょう」

「狂人になっては可哀そうだの」

「敵方の女にござります」

「気が狂っても構わぬというのか」

「敵方の女にござります」

「が、連れ添う女房ではないか」

「女房などはさておきまして、たとえ実子でありましょうとも……」

「悪人だの! 極悪人だの」

「しかしご前と比べましては! ……」

「俺か、俺はな、善人だよ」

「は」と兵馬胆をつぶしたように、美作の顔をすかすように見たが、「ご前が善人にございますかな」

「いや善人とも善人とも」美作としては不似合いなほどにも、明るい道化た口調でいったが、