일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むすめえんじゅつし

娘煙術師

国枝 史郎

国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면

아오조라 문고

小次郎は柔弱ではあったけれども、ともかくも兄に仕込まれて、多少とも武術の心得はあった。抜き討ちに兵馬に切り付けられたが、その一刀を胴へ受けて、そのまま斃れてしまうというほどにも、不鍛錬未熟の人間ではなかった。こういう場合に自然と出る「あッ」という驚きの声を上げたが、声を上げた時には小次郎は、反射的運動とでもいうべきであろうか、パッと背後へ両足で飛び、これとても反射的運動といえよう、左手で刀の鯉口を握り、右手で柄を握りしめ眼前に刀を上段にかぶり、刀身を月光にひらめかし、黒頭巾の中から白々と、左の一眼を繃帯した、白い布を気味悪くのぞかせて、開いている右眼で睨んでいる殺気に充ちた兵馬の姿を、絶体絶命の心持ちで怯えながらみつめていた。

両足で背後へ飛んだ時に、おのずからそうなった位置なのであろう、家々の屋根が月の光をさえぎり、そのためにできた蔭があって、往来の左側を暗めていたが、そこに小次郎は立っていた。で兵馬には小次郎の姿は暗さに包まれて不分明であったが、兵馬の姿は月の光に、青白く照らされて明らかであった。兵馬の姿が明らかに見える! ということが小次郎にとっては、即恐ろしいことであった。