일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むすめえんじゅつし

娘煙術師

国枝 史郎

国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면

아오조라 문고

出来事が出来事であるがために、無駄な駄弁などを弄そうともしない。鈴江と一緒に走って行く。不意に鈴江は小次郎のことを思った。

「さっき方、家を出て行ったが小次郎はどこへ行ったものであろう? 町を歩いているうちに、火事の噂を聞いてくれたかしら? 聞いたならあの子も駈けつけるであろう。柔弱な弟ではあるけれども、こんな場合には駈けつけてくれて、助けになってもらいたいものだ、小次郎! 小次郎! 小次郎! 小次郎!」

懸命に走る! 懸命に走る! 吹矢町を走り抜け、本物町も走り抜けた。番場町も走り抜け、神田川の河岸へ出た。と、橋を渡り越して、なおも鈴江と駒雄とは、東南のほうへ走り下った。こうして佐久間町の二丁目まで来たが、その時鈴江は行く手にあたって、黒塗り蒔絵らしい一挺の駕籠を、四人の武士と四人の老女とが、警護をするように引きつつみ、若侍の死骸らしい物を、その中の二人の武士が釣って、粛々とこちらへ進んで来るのを見た。火事場へ駆けつけて兄を助けようと、息せいている場合ではあったけれども、行列があまりにも異様であって、妖気にさえも充ちていたので、「まあ」とばかりに声を上げて、鈴江は足を釘づけにした。