일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むすめえんじゅつし

娘煙術師

国枝 史郎

国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면

아오조라 문고

――で、また鈴江は一方へよろけた。

「恐ろしいことだ! 恐ろしいことだ!」

木立ちと反対の方角には、幾棟かに別れて建っている、宏大な屋敷の建物が、黒くおごそかに見えていたが、突き出されてできている一軒の部屋から華やかな燈火の橙黄色の光が、雨戸を閉ててない障子一面に、栄えて鈴江の眼に映った。講義の声がまれまれに聞こえる。

その部屋とわずかな距離をおいて、これも突き出された部屋があったが、内の燈火が暗いと見えて、障子は華やかでも明るくもなかった。その部屋になかば無意識のままに、寝ているはずの紋也のことを、チラリと鈴江は考えたが、お粂様が看護をしていてくださる、だから心配はなさそうである。それに兄上は時さえ経てば、きっと意識を取り返し、そうして意識をさえ取り返したならば、後は養生一つだけで、昔通りに健康になられる――と、確信されているので、鈴江にはたいした不安ではなかった。小次郎の安危へ心を移した。

「家を出かけて行く時から、小次郎のようすは寂しそうだったよ。兄上や妾の行動について、優しい弱々しい清浄な、小次郎らしい心持ちから、いろいろと心配をしてくれたが、心配をされた私たちは、危難を受けは受けたものの、こうやって二人ながら生きていて、同じこの屋敷におちついているのに、心配をしてくれた小次郎のほうが、行方の知れない