후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
むすめえんじゅつし
娘煙術師
国枝 史郎
国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면
それにしても美作ともあろう者が、代官松の家などに、どうしてこの時までいたのであろう?
佐久間町の入り口の往来で美作はさんざんな目にあった。で、体なども疲労した。それで兵馬がこういって進めた。
「代官町の松吉の家で、しばらくご休息なさりませ」と。
で美作は休息した。そこへ続々と引き揚げて来たのが、代官松の一味であった。で、襲わせることにした。
「大物の正体を見きわめてやろう、後難があったらあった時のことだ。なんとか始末をすることができよう」
権臣だという自負もあり、さんざんの目に合わされた、うっ憤もあったところから、美作は決行したのであった。
屋敷を襲ったとはいうものの、市中ではあり屋敷そのものが、旗本の持ち物であったので、かん声をあげたり門を破ったりして、まさかに乱入はできなかった。なるたけ人目に立たないように、屋敷の周囲を取り巻いて、しばらくのあいだ見守っていた。
そのうちに揺れていた木々もしずまり、ざわざわとなんとなく騒がしかった屋敷の中が、しずまったので美作は傍にいる兵馬へいった。
「松吉を屋敷へいれてみろ」
兵馬は松吉へ意を伝えた。
で、代官松の松吉は、数人の子分を従えて、土塀を越してはいって行った。