후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
むすめえんじゅつし
娘煙術師
国枝 史郎
国枝 史郎의 娘煙術師(むすめえんじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 267,766자 · 530화면
それに密かに佐渡の金山の、山役人と結托をしていた。で美作は暴富であった。そうして美作はその暴富を、巧妙に活用することによって、自分の勢力を布衍した。というのはこれも利き所利き所の諸侯へ金子を貸すことによって、金権を手中に握ったのである。
これを要約していう時は、金と女とを進物にして、閥をつくったということになる。
で、若年寄をはじめとして、大目附であろうと町奉行であろうと、北条美作に対しては一目置かざるを得なかった。
その上に美作は人物としては、胆力が大きく機智が縦横で、それにすこぶる執拗であって、かつ用心深かった。そうして性質からいう時は、この上もなく陰性で、黒幕的性質にできていた。もし美作が望んだならば、五万石以上の大名ともなれるし、役付くこともできるのであったが、それも望もうとはしなかった。表面に立つことを嫌ったからである。
もう一つ美作の特徴として、挙げなければならない一事がある。徹底したる佐幕思想――ということがそれである。したがって美作は同じ程度に、勤王思想を嫌忌した。で、有名な宝暦事件、すなわち竹内式部なる処士が、徳大寺卿をはじめとして、京都の公卿に賓師となって、勤王思想を鼓吹した時に、左近将監武元に策して、断然たる処置をとらせたり、その後ほどを経て起こったところの、山県大弐、藤井右門の、