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げんだいやくろんご

現代訳論語

下村 湖人

線上閱讀下村 湖人《現代訳論語(げんだいやくろんご)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 127,327 字 · 256 頁

青空文庫

二五(六五)

」

お供の門人たちが、彼を先師の部屋に通した。やがて面会を終って出て来た彼は、門人たちにいった。――

「諸君は、先生が野に下られたことを少しも悲観されることはありませんぞ。天下の道義が地におちてすでに久しいものですが、天は、先生を一国だけにとめておかないで、天下の木鐸にしようとしているのです。」

○ 儀==衛(えい)の邑名。国境に近いので、そこには関所が設けられていた。

○ 木鐸==鐸は鈴である。金属製であるが、その舌が木で出来ているので、木鐸というのである。文教その他平和的政令の布告の際に、これを振つて人民の注意をうながす慣例であつた。舌を金属で作つた金鐸もあつたが、それは軍事の場合にのみ用いられたので、関守は特に木鐸といつたのである。

○ この一節は孔子が魯の官をやめ、天下を周遊して道を説いていた頃のことで、門人たちは、どこに行つても孔子が用いられないので、気をくさらしていたのである。

二五(六五)

先師が楽曲韶を評していわれた。――

「美の極致であり、また善の極致である。」

更に楽曲武を評していわれた。――

「美の極致ではあるが、まだ善の極致だとはいえない。