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げんだいやくろんご

現代訳論語

下村 湖人

線上閱讀下村 湖人《現代訳論語(げんだいやくろんご)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 127,327 字 · 256 頁

青空文庫

一二(五二)

一三(五三)

――

「私は知らない。もし※(「示+帝」、第3水準1-89-34)の祭のことがほんとうにわかっている人が天下を治めたら、その治績のたしかなことは、この手のひらにのせて見るより、明らかなことだろう。」

○ ※(「示+帝」、第3水準1-89-34)==前章参照。孔子は※(「示+帝」、第3水準1-89-34)の祭をくわしく説明すれば、自然魯の非礼を説くことにもなるので、わざと明答をさけ、その代りに暗示的にそれを説いたものであろう。

一二(五二)

先師は、祖先を祭る時には、祖先をまのあたりに見るような、また、神を祭る時には、神をまのあたりに見るようなご様子で祭られた。そしていつもいわれた。――

「私は自分みずから祭を行わないと、祭ったという気がしない。」

一三(五三)

王孫賈が先師にたずねた。――

「奥の神様に媚びるよりは、むしろ竈の神様に媚びよ、という諺がございますが、どうお考えになりますか。」

先師がこたえられた。――

「いけませぬ。大切なことは罪を天に得ないように心掛けることです。罪を天に得たら、どんな神様に祈っても甲斐がありませぬ。」

○ 王孫賈==衛(えい)の大夫。