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げんだいやくろんご

現代訳論語

下村 湖人

線上閱讀下村 湖人《現代訳論語(げんだいやくろんご)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 127,327 字 · 256 頁

青空文庫

六(四四〇)

七(四四一)

なお、史実の証明するところでは、孔子は結局公山氏の招きには応じていない。この点も參考にして考えたい。

六(四四〇)

子張が仁について先師にたずねた。先師はいわれた。――

「五つの徳で天下を治めることが出来たら、仁といえるだろう。」

子張はその五つの徳についての説明を求めた。すると、先師はいわれた。――

「恭・寛・信・敏・恵の五つがそれだ。身も心もうやうやしければ人に侮られない。他に対して寛大であれば衆望があつまる。人と交って信実であれば人が信頼する。仕事に敏活であれば功績があがる。恵み深ければ人を働かせることが出来る。」

七(四四一)

仏が先師を招いた。先師はその招きに応じて行こうとされた。すると子路がいった。――

「かつて私は先生に、君子は、自分から進んで不善を行うような人間の仲間入りはしないものだ、と承ったことがあります。仏は、中牟に占拠して反乱をおこしている人間ではありませんか。先生が、そういう人間の招きに応じようとなさるのは、いったいどういうわけでございます。」

先師がいわれた。――

「さよう。たしかに私はそういうことをいったことがある。だが、諺にも、ほんとうに堅いものは、磨っても磨ってもうすくはならない、ほんとうに白いものは、そめてもそめても黒くはならない、というではないか。