Classici giapponesi con furigana
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つたかずらきそのかけはし
蔦葛木曽棧
国枝 史郎
Leggi 蔦葛木曽棧 (つたかずらきそのかけはし) di 国枝 史郎 (くにえだしろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 335.908 caratteri · 669 schermate
前後を囲繞した家臣の面々、志水浦太夫、原信濃、野尻右馬介、河越喜翁、千村民部、奈良井主水、萩原又兵衛、大妻三河、古畑権内、木曽伯耆、山村七郎、馬場半左衛門、征矢野六郎、磯尾新兵衛、大脇文衛、三村道友、園原小源太、青木了意、蜂谷礼司、永瀬忠作、江間犬丸、古幡牛丸、島崎惣右衛門、松山五郎哉、綺羅を尽くして控えていたが、いずれも口舌の佞臣どもであった。
義明と並んで控えているのは使者三好春房であったが、どことなく苦々しく見えるのはこういう催しを好かないのであろう。
さてこの一団から北寄りに少し離れて桟敷があったが、これぞ催しの主人公、鳰鳥の方の座席であって、特に御簾が下ろしてあるので、美しい鳰鳥や侍女達の姿を、外から見ることは出来なかった。
篝の焔が天地を焼き、人いきれが場をこめ、囃の音色歌の声、足音手拍子が次から次と、山国の夜を驚かせた。
やがて踊りが一段落となり、次の踊りに入ろうとした時、三好春房は座を外した。彼は退屈したのであった。そうして静けさを欲したのであった。
細工師の娘
座を外した春房は、馬場から一人外へ出た。
「思うに増した木曽家の乱脈、これはちょっと救われない」