轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

さんごくし

三国志(三)

吉川 英治

吉川英治『三国志(三)』。同一底本的分册已合并为一书。收入:三国志、三国志。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 312,452 字 · 628 页

青空文庫

――時、すでに春更けて建安二年の五月、柳塘の緑は嫋々と垂れ、※水の流れは温やかに、桃の花びらがいっぱい浮いていた。

張繍は、音に聞く曹操が自らこの大軍をひきいて来たので、色を失って、参謀の賈に相談した。

「どうだろう、勝ち目はあるか」

「だめです。曹操が全力をあげて、攻勢に出てきては」

「では、どうしたらいいか」

「降服あるのみです」

さすがに賈※(「言+栩のつくり」、第3水準1-92-6)は目先がきいている。張繍にすすめて、一戦にも及ばぬうち降旗を立てて自身、使いとなって、曹操の陣へおもむいた。

降服に来た使者だが、賈※(「言+栩のつくり」、第3水準1-92-6)の態度ははなはだ立派であった。のみならず弁舌すずやかに、張繍のために、歩のよいように談判に努めたので、曹操は、賈※(「言+栩のつくり」、第3水準1-92-6)の人品にひとかたならず惚れこんでしまった。

「どうだな、君は、張繍の所を去って、予に仕える気はないか」

「身にあまる面目ですが、張繍もよく私の言を用いてくれますから、棄てるにしのびません」

「以前は、誰に仕えていたのかね」

「李に随身していました。