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Japanische Klassiker mit Furigana

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めいじせそうひゃくわ

明治世相百話

山本 笑月

Lesen Sie 明治世相百話 (めいじせそうひゃくわ) von 山本 笑月 (やまもとしょうげつ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 128.862 Zeichen · 251 Bildschirme

Aozora Bunko

十人十色茶人気質

は竹内先生と一同驚喜。

これにて式は滞りなく美術学校講堂で行われたが、この大作を無造作に引き受けて速やかに仕上げた伎倆は全く驚歎に値する。この面はそのとき新調の装束とともに、今は美校の所蔵品となっている。

十人十色茶人気質

明治時代大宗匠連の面影

いささか気をかえて茶人気質、明治の大宗匠を並べてみる。

筆頭は星ヶ岡茶寮の松田宗貞宗匠、十六の歳に京都表千家家元の代稽古を勤め、茶の中に育った人、茶道全般の達人で、少しもお天狗のない謙遜家。あるとき各流の宗匠ことごとく環視の中で献茶の手前、長盆の乱れ飾という台子の奥儀をすらすらと顔筋一つ動かさず、並みいる宗匠これにはアッと舌を巻いた。

仙台坂の山本麻渓宗匠、石州怡渓派の耆宿で随一の学者だけに教授も厳格、随ってお弟子が少なかった。『茶道宝鑑』や『茶家年中行事』など有益な著述もある。晩年は中野武営氏に招かれて湘南へ隠退。

根岸の胡蝶庵大久保北隠翁は、千家木部派の古老で本来茶道の家、物優しい親切な老人で、古代裂の鑑定は当時斯界の第一人者。

品川の三原宗浤先生、前身は海軍少佐で退役後茶人に早替り、千家裏流で軍人らしくない穏やかな宗匠、棚物に趣味をもって古い棚を三十個ほど集めていた。