일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

そう云うものの、素子は時間が来ると、案外面倒くさがらずよく似合う黄粉色のスーツに白絹のブラウスに着換えた。

「ぶこちゃん、なにきてゆくんだい」

「例のとおりよ――いけない?」

「結構さ」

鏡の前に立って、白い胸飾りのついた紺のワンピースの腕をあげ、ほそい真珠のネックレースを頸のうしろでとめている伸子を見ながら、素子は、ついこの間気に入って買った皮外套に揃いの帽子をかぶり、まだすっていたタバコを灰皿の上でもみ消した。

「さあ、出かけよう」

二階の秋山宇一のところへおりた。

「いまからだと、丁度いいでしょう」

小型のアストラハン帽を頭へのせながら秋山もすぐ立って、四人は狩人広場から、郊外へ向うバスに乗った。街燈が雪道と大きい建物を明るく浮上らせ、人通りの多い劇場広場の前をつっきって、つとめがえりの乗客を満載したその大型バスが、なじみのすくない並木道沿いに駛るころになると伸子には行手の見当がつかなくなった。

「まだなかなかですか?」

「ええ相当ありますね――大丈夫ですか」

伸子と秋山宇一、内海と素子と前後二列になって、座席の角についている真鍮のつかまりにつかまって立っているのだった。