일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

十

十

伸子と素子とがベルリンで観そこなったピスカトールと有名な悲劇女優であるその妻の劇団がパリへ来た。そして、労働者地区に近いアヴェニュー・ジャン・ジョレスの小さな劇場でふたをあけた。

ピスカトールはドイツにプロレタリア演劇運動をおこした演出家であり、民衆劇場が進歩性を失いはじめてからは自分の劇場をもって、ドイツの青年民衆演劇運動に働いている。このピスカトールの芝居の第一幕があがったとき、観客席の伸子は思いがけない親しみと同時におどろきを感じた。というのは、そこがまるでモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)ででもあるかのように、先ず中央にかけられている大きなレーニンの像が目にはいったからだった。その右に竪琴と橄欖の葉で飾られたI・S・Rという三つの赤い頭文字があり、左に、C・G・T・Uと四つの頭文字が同じ竪琴とローレルに飾られてある。その下に人形芝居の舞台ぐらいの大きさの舞台ができていて、上手にテラスと半分観客からかくれてその入口の階段が見える。そこの白い壁の上に、折々往来の人どおりを思わせる人の脚の影だの物かげが動いて、ごくあっさり普通のなりをした俳優は、楽に、小舞台からはみ出て、その下のテーブルのところで小鏡を片手にもって髭を剃ったり、女が縫いものをしたりする。