일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

二

文明社から伸子あてに送られて来ている金を日仏銀行でうけとり、ロンドンにいる和一郎たちのために父がのこして行った金を同じ銀行から送り出した。ペレールあてで来た一番しまいのエハガキに、和一郎は、小枝と二人で、一週一時間、英語の稽古をはじめたことを報告してよこしていた。

「まあ、そんなところでしょう」

そう書いている和一郎の文句には、和一郎と小枝のロンドン生活のなまあたたかい空気を感じさせる印象があった。

その日の換算率は一フランが十二銭だった。文明社から来た金と、泰造が使いのこりだからと伸子にくれたその半額ほどの金とを合わせたものが、これからの伸子の生活費だった。仕事をしなければならない。伸子は経済の点からもそう思い、仕事そのものの点からもそう思った。モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)を出てから、伸子は一つの旅行記さえ書いていなかった。文明社は、伸子が臨時に送る原稿に対しては原稿料を別計算で送って来た。それは、モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)にいたうちも伸子の経済をたすけて来た。パリへ一人のこって、仕事のしたくなる心持になりたい。伸子はそれをのぞんでいたのだった。