후리가나로 읽는 일본 고전
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どうひょう
道標
宮本 百合子
宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면
第二章
一
第二章
一
それは、ほんとに狭い室だった。ヴェラ・ケンペルが彼女夫婦の暮している鰻の寝床のように細くて奥ゆきばかりある住居をモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)の壁と壁とのわれめ、といったのが当っているとすれば、伸子と素子とがアストージェンカの町角にある建物の三階に見つけた部屋は、モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)の壁と窓とのすき間住居と云うようだった。
マリア・グレゴーリエヴナと、三人であっちこっちさがして歩いた貸間には住めそうなところがなくて、モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)夕刊に出した求室広告に案外三通、反応があった。
一通はモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)河の向う岸にいる家主からだった。一通はトゥウェルスカヤの大通りをずっと下って鷲の森公園に近いところ。最後の一通がアストージェンカ一番地、エフ・ルイバコフという男からだった。
「変だな、ただアストージェンカきりで、町とも何ともないんだね、どの辺なんだろう」
その手紙は、ぞんざいに切った黄色い紙片に、字の上をこすったり濡したりすると紫インクで書いたように色が浮きでて消えない化学鉛筆で書いてあった。