일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

四

蜂谷は革命や経済の諸段階は具体的だからその一つ一つについて見られるべきで、飛躍した断定は保留つきでよむべきだ、と云っていたのであった。

「……もうすこしはもつだろうと思っていたんだが……」

「早くて残念?」

「そんなこと。――スタンダード・オイルの株主じゃあるまいし……」

少しおこったように蜂谷は煖炉側の椅子をテーブルへひきよせてかけた。そして、ポケットから一冊の仮綴の本をとり出し、表紙を下にして、自分の前においた。

その日は、伸子と蜂谷の二度目の勉強日であった。クラマールへ越して来た伸子をあいてに、蜂谷はその火曜日から資本論の講義をはじめた。彼は、伸子を電車通の文房具兼雑貨店へ案内し、そこで新しくベルネの家へ届ける英字新聞と「リュマニテ」を注文したとき、伸子にすすめて二冊の学生用の帳面を買わせた。そして、いかにも学生をあいてに教壇から講義した経験の長い教授らしい扱いかたで、伸子に「資本の生産行程。商品及び貨幣。I、商品」とノートさせはじめた。「商品の二因子、即ち使用価値と価値(価値の実体と価値の大小)」「資本制生産方法が専ら行われる社会の富は『尨大なる商品集積』