일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

九

小児喘息でつや子は弱いから、自動車のついでのあるところがいいし、泰造の友人の娘たち三人もその女学校を卒業したり在学中だったりしているということで、つや子は小学校からずっとそこの女学校へ通わされていたのだった。

カソリックの尼僧学校だったから、尼僧の校長は母とよばれ、これも尼僧の教師たちは姉妹とよばれ、服装もきびしくて、夏でも黒い長靴下をはいていなければならなかった。あんまり暑い日、つや子はソックスをはいて行って、ひどくマ・スールに怒られ、早びけして来たことなどあった。課外のピアノ教授を申しこんでも、つや子の番はとばされて、あとからたのんだ女の子が教わるようになった。日本人のマ・スールは、ピアノがおうちにあるのなら、よその先生にならったらいいでしょう、と云うのだそうだった。級のなかで、そういう立場におかれているつや子のために、多計代はバザーの特別な援助をすることもなく、クリスマスのおくりものをすることも考えなかった。伸子の女学生時代に多計代がそうであったとおりだった。

「お母さまだって、あなたをまたあすこへかえそうと云っていらっしゃりゃ、しないでしょう」