일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

ベルリン市内の建築物はすべて五階。町並は一区画ごとに同じ様式に統一されていなければならなかった。だからベルリンでは綺麗な町ほど観兵式じみていた。やかましい規定をもった街路が、その幅なりに四方から集った中央に広場があった。そこは十字路だが、几帳面に同じ幅の道が落ちあっただけの四角四面な広さに動的なふくらみがなくて、交通頻繁なところはせまくるしい感じだった。そこで、口を利かない気むずかしやのように、赤、橙、青の交通信号が絶えず瞬いている。ベルリンのレストランでは、献立につけてビールか葡萄酒をのまないものは、そのかわりとして一定の税のようなものを払わせられた。それも規則だった。

伸子は、ベルリンの電車のなかで、席があっても立ったままでいる中学生をよく見かけた。それも規則であった。派手なバンドつきの丸形制帽をかぶって「春の目醒め」にでて来るような半ズボンから長い脛を出した中学生がうすい金髪のぼんのくぼを見せて、にきびのある血色のわるい顔を窓に向けて電車にのっているところを見ると、伸子はその少年たちの心の内にあるものが知りたかった。ベルリンでは長幼の序という形式がやかましい。