일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

あなたは、日本の冬を御存じだから……」

伸子はすこし別の意味をふくめて、ほほ笑みながら云った。

「日本の雪見の味をお思い出しになるでしょう?」

「おお、そうです。ユキミ――」

クラウデは、瞬間、遠い記憶のなかに浮ぶ絵と目の前の生活の動きの間に板ばさみになったような眼つきをした。しかしすぐ、その立ち往生からぬけ出して、クラウデは、

「サッサさん、是非あなたに御紹介したいひとがあります。いつ御都合いいでしょうか」

と云った。伸子は語学の稽古や芝居へゆく予定のほかに先約らしいものもなかった。

「そうですか、では、木曜日の十五時――午後三時ですね、どうかわたしのうちへおいで下さい」

クラウデは小さい手帖から紙をきりとって伸子のために自分の住所と地図をかいてわたした。

ボリシャーヤ・モスコウスカヤと並んで、大きく古びたホテル・メトロポリタンの建物がクレムリンの外壁に面してたっていた。約束の木曜日に、伸子はその正面玄関の黒くよごれた鉄唐草の車よせの下から入って行った。もとはとなりのボリシャーヤ・モスコウスカヤのように派手な外国人向ホテルだったものが、革命後は、伸子の知らないソヴェトの機関に属す一定の人々のための住居になっている模様だった。