후리가나로 읽는 일본 고전
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どうひょう
道標
宮本 百合子
宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면
「主人も、ぐっすり寝こんで、火が乾草小舎をつつんでしまうまで気づかなかった」。やがて火事が発見され、村のスリ半がうちならされた。村人たちが現場へかけ集った。焔はすでに乾草小舎をつつんでいる。勇敢な一人の若者が火をくぐって小屋にかけよったが、錠がかけられていて手の下しようがなかった。「二人の客」は完全な二つの焼死体となって焼跡から発見された。地方の警察につれてゆかれるとき、その主人である富農は、こう呟いて地面へつばをはいた。「ウフッ! 指導員! 乾草小舎でタバコは禁物だってことさえ知りやがらねえ。奴らのもって来るのはいつだって災難きりだ」。しかし、その晩、「二人の客」を乾草小舎へ送りこんだ連中の中の一人の農民は次のことを目撃していた。タバコを吸っていた一人の指導員は、小舎に入る前に戸の手前でタバコをすてて、それをすっかりふみ消した。「二人の客」は酔っているというほどではなかった。どうして、乾草小舎に錠をかけたかという質問に対して、富農は答えた。ヘエ、訊きてえもんだ。お前のところじゃ、乾草どもが、自分で内から小舎の戸じまりでもしているところなのかね。