후리가나로 읽는 일본 고전
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どうひょう
道標
宮本 百合子
宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면
この冬が最後のモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)暮しと思えばこそ、こうしてすべってゆく橇のかたいバネを通じて体につたわる並木道の凍った雪のでこぼこさえ、忘れがたく思っているのに。――
「『射撃』の方が、あれでまだ芝居になっている」
素子が劇通らしく云った。
登場人物が善玉・悪玉に固定されているような点に難があったが、ベズィメンスキーのその詩劇は、五ヵ年計画から出現した工場の突撃隊の活動を主題としたものだった。「射撃」を上演しているのもメイエルホリド劇場だった。
「メイエルホリドも目下あれをやって見、これをやってみというところなんだろうな」
素子がいうとおり「射撃」の方は、全くリアリスティックに演出されているのだった。リアリスティックになったメイエルホリドの舞台は、しかし革命劇場の舞台にくらべて、どれだけの特色があると云えたろう。
伸子は、あれこれを考えながら、デスクに向って黒表紙の帳面に、ゆうべ観て来た「風呂」のプログラムと切符とを、はりつけていた。パリから帰ってから、伸子は、モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)の最後のシーズンに観るすべての芝居の記念を保存しているのだった。