후리가나로 읽는 일본 고전
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どうひょう
道標
宮本 百合子
宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면
の屋上を眺めていた。
この間、この屋上で写真のとりっこをしてたのしんでいる二組の若ものたちがあった。あれから、もう一度、二人づれの青年が屋上にあらわれた。その連中は、何かの書類にはりつける必要でもあったのか、ひどく事務的に、立って、焦点をあわせて、シャッターを切って、そして降りて行った。伸子が、屋上にのぼっている青年たちを見つけたのは、それぎりだった。きっと建物管理委員会が禁じたんだろう。そう素子が推察した。だって、いくら厚いガラスだって、バタバタ、元気な連中にあがって来られたんじゃたまるまいもの。屋上へ出て来るのは、「モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)夕刊」に働いている若者ではなくて、同じ建物の中にある印刷労働者クラブへ出入りする青年たちのようだった。
伸子にすれば、屋上をたのしんでいる若い人たちを遠く高いところから眺めているのもいいこころもちだったし、又きょうのようにガラス屋根をいたわって人影の出ていない屋上を見ているのも気もちよかった。モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)の三つの停車場からは、春の活動のはじまった各地方のコルホーズ協力と見学とのために、工場から、演劇団体から、作家の団体から、毎日何人かずつがグループとなって出発している。