후리가나로 읽는 일본 고전
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どうひょう
道標
宮本 百合子
宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면
ノヴァミルスキーのいるところは接客室とも云うべきところで、美術・宣伝部は、階段の反対側にある広間だった。
二人きりになると、蒲原順二という青年画家は日本人同士のくつろぎのあらわれた表情になって、
「どうも、すみません」
伸子に世話になることがきまっているように挨拶した。
「いいえ。――でもいきなりで。――いつおつきになったの?」
「二時間ばかり前、停車場からタクシーでまっすぐここへ来たところなんです。日本へ帰る前、是非いちどモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)へ来たかったし、モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)で知っているところと云えばВ・О・К・Сしかないもんですから」
蒲原順二は、去年の十二月はじめからベルリンにいたということだった。伸子がその同じ十二月にパリからモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)へ帰るとき、列車を乗りつぐ時間、ベルリンにいた。往きにベルリンで暮した数日の間つきあった川瀬勇にも会ったが、蒲原という名は話に出なかった。蒲原は、一ヵ月はモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)に滞在して、ロシア画家の作品ばかりを蒐集してあるトレチャコフスキー美術館や新しいプロレタリア画家たちの仕事について知りたいというのだった。