일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

伸子は、切なさに身をよじりながら、そこを素子に考えてほしいと思うのだった。モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)へ着いて、伸子がまだロシア語を知らず、パッサージの玄関番が、ホロドノワータというのをきいて、びっくりして素子に云ったものだった。あの玄関番、しゃれているのねえ、雪のことを、つめたい綿と、云ったのね、と。それをきいて素子は大笑いした。冷たい・綿ではなくて、玄関番は、ちょっと寒いめですね、と云ったのだった。

伸子は、そんなに言葉がわからず、素子にたよろうとしていた時期に、素子は伸子を、どういう風に仕込んだろう。紙きれにプーゴヴィッツァ(ボタン)。カリーチネヴィ(茶色)ニトカ(糸)とかきつけさせて、買いものをさせたのは、素子だった。食物の買いもの。ВОКСの用事。部屋さがしとその交渉。素子は、勉強しなければならなかった。だから、そういうことは、みんな伸子のするべきことになった。そして、伸子は、片輪なままのロシア語で、どこへでもゆき、いろいろな場所と場合を経験し、自分の見たいものを見て、歩きたいところを歩くようになった。そして、ソヴェト生活の日常の現実が、どれほど立派な資本主義の社会とどこでどのようにちがい、五ヵ年計画で生産される農業機械が、よその文明国では五十年前から使っていて、珍しくも何ともない