일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

正札つきと云えば、伸子たち一行がのみほして円卓にのせているコーヒーの受皿にも黒く1F50サンティームと書いてある。

磯崎たちとわかれてからも、伸子と素子とは暫く午後十時から十一時の人通りの賑やかなモンパルナスを下手通りへ歩いた。ベルリンの夜は、異様に鮮やかな赤、青、橙、菫色のネオン・サインが動かない焔のリボンとなって闇空をつんざいていて、その光のリボンをたどって行くと視線の果にひろがる闇がかえって生動して無気味だった。モンパルナス通は昔ながらのイルミネーションで、ちらつく光を互の黒い影で乱しながら、無数の男女があからさまな快楽への欲望を示しあいながらぞろぞろ往来しているところだった。その光景は地上的でそこに捉えられる夢も現実的な夜景だった。

二

四日して、伸子と素子とは、ホテル・ガリックへ移った。そこも磯崎恭介がしらせてくれたところだった。市の西南のはじのヴェルサイユ門からパリで一番長い街すじであるヴォージラールがはじまってモンパルナスやラスパイユをつっきり、ホッケーの打棒のようにカーヴした先が、サン・ミシェル通りでソルボンヌ大学につきあたる。ガリックはヴォージラールのヴェルサイユ門に近いところにあった。