일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

が、それはそうでなく、はじめモンパルナスで一二度食事を一緒にしたぐらいのもので、磯崎のところでは伸子たちを食事によぶこともなかった。子供をつれた若い夫婦が、うちの食事にひとを招いたりするゆとりはない、という手間や入費の問題ではなく、磯崎は、パリの日本人たちのだらだらしたつき合いを余りのぞんでいないらしかった。何の気もなく訪問しているうちに、伸子と素子とは、磯崎のそういう感情をある程度自分たちにもわかる気持として理解した。しかしその感情では、磯崎と須美子とが必しも一つではないらしかった。須美子は、生れつき言葉のすくない心のなかにたたまれている現在のパリ生活のさまざまの思いにつれて、少女時代から知っている素子とパリで会ったことを懐しく思っているらしかった。あるとき、須美子が、

「ほんとに、何のおもてなしもできなくて」

まんじゅう頭のおかっぱの眼をあげて、伸子たちを見まもりながら残念そうに云ったことがあった。

「そんな心配をされちゃあ、かえって困っちゃう」

例の調子で素子があっさり云った。

「それよりか、たまには、わたしたちをひっぱりだしてもらって、うまいものでも一緒にたべましょうよ。