일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

長逗留の準備のために、七階へうつった伸子と素子とは、屋根裏部屋へ引越したかわりに、めいめい一つずつの室をもった。露台から遠くエッフェル塔が見えて、眺望のひらけた室であるかわりに伸子は西に面した室を。廊下をへだてた素子の室は、東側のかわり、内庭を見おろして、いくらかやかましかった。内庭に面した室の天井はあたりまえの高さだったが、伸子の室では、寝台のおかれている側と反対の一隅で斜かいに屋根の勾配が見えていた。藍と黄のマチスごのみの壁紙ではってあるその勾配の下に、三階の室にあったものより粗末な化粧台が、三面鏡のかわりに単純な一面の鏡をもって置かれている。一人室のここでも寝台はやっぱりかさばって室の大きな部分を占めているのであったが、屋根裏の勾配や簡単な化粧台はその室の気分を、伸子のおちつきいい程度の学生っぽさにしているのだった。

七階には、ほかの室にも伸子たちのように贅沢につかう金はもっていないがその夏をパリで暮そうとしているアメリカ人の若い女が二組ほどとまっていた。そのうちの一組は伸子たちのように向い合わせた室を別々にもっていた。ホテルじゅうに人気がすくなくなっていて、室にいるものは昼寝でもしたい午後の時刻、廊下のどんづまりに向い合った室をもっている伸子と素子とは、涼しくいるために、互の室のドアをあけはなし