후리가나로 읽는 일본 고전
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どうひょう
道標
宮本 百合子
宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면
この小帽子については、伸子にとって第二の帽子物語があった。伸子が日本からかぶって来た黒い帽子は、ずっとこれよりも上等で、色どりの美しい細いリボンであしらわれていた。モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)へついて数日すると、伸子にはその帽子がきれいすぎることで気に入らなくなった。雪のふるモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)で女のひとたちは髪の上から毛織のショールをかぶったり、鳥うち帽をかぶったりして、元気に歩いていた。普通の婦人帽をかぶっている人たちにしろ、どれもごく単純なフェルト製の小型のものだった。土地の人は土地の気候にふさわしいかぶりものをかぶっているのだった。色の美しいリボンをあしらった伸子の装飾的な帽子に雪がついて、しめりで形のはりを失ったとき、その弱々しさは不甲斐なく見えて伸子に腹立たしい気持をおこさせた。雪のモスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)は、チェホフが心からそれを愛したようにきびしいけれども素晴らしい季節だのに。――
モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)芸術座の通りを歩いていたら、そこに幾軒も婦人帽を売る店があった。