일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

を伸子の女の感覚に訴えた。

伸子は、身持ちのナターシャに絶大の注意をむけはじめた。

伸子の入院している婦人ばかりの病棟では六人の看護婦が二十四時間を八時間制の三交代で勤務していた。看護婦が、乳母という意味ももつニャーニャという言葉でよばれているのは、いかにもロシア風な人なつこさだった。また、ニャーニャという昔ながらのよび名が彼女たちの実際にもふさわしかった。というのは六人の看護婦のうち、いくらかでも系統だった医学の知識をもっているのは身もちのナターシャだけで、あとの五人はどれも年とった女たちで、親切と辛抱づよさと看病の経験をもっているだけの、よその国でいう雑仕婦だった。

朝の掃除の時間に、ナターシャが押し棒の先に濡雑巾のついた掃除道具をもって廊下から入って来るのを見ると、伸子は活気づいた。背の低いがんじょうづくりのナターシャは、艷のいい栗色のちぢれ毛と、そのちぢれ毛に似合った大きくていくらか動物的で勝気らしい眼をもっている。ナターシャは、ゆっくり丁寧に長椅子の下からベッドのかげにまで濡雑巾をかけた。どういう仕事をするときでもナターシャはいそがない。