일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうひょう

道標

宮本 百合子

宮本 百合子의 道標(どうひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 846,457자 · 1672화면

아오조라 문고

「今晩は――お邪魔じゃないこと?」

「どぞ、どぞ」

ドーリヤ・ツィンが早口の日本語で云った。

「わたしたちの勉強、すんだところです、ね秋山さん――そでしょう?」

「ええ――どうぞ」

ドーリヤと秋山とが、そうやってくっついてかけている様子は、まるで丸くふくれて真紅な紅雀のよこへ、頭が灰色で黒ネクタイをつけた茶色のもっと小さい一羽が、自分からぴったりくっついて止り木にとまっているようだった。若い内海厚が却ってつつましくドーリヤからはなれているところも面白かった。ドーリヤ・ツィンという珍しい姓名をもっているこの東洋語学校の卒業生から、秋山はこの頃ロシア語を習っているのだった。

「ドーリヤさんと秋山さんがそうして並んでいるところは、二羽の紅雀のようよ」

伸子が笑いながら云った。

「ベニスズメ?――それなんでしょう、わかりませんね」

「なんていうの? 紅雀」

伸子にきかれた内海は、

「さあ」

と首を曲げた。伸子は、不審がっているドーリヤの気をわるくしないようにいそいで、

「小鳥」

とロシア語で云った。

「二つの小鳥……二つのロビンよ」

「おお、ロビン! アイ・ノウ」

ドーリヤは英語をまぜて叫んで、面白そうに手をうち合わせた。