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しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

「日本」講談社、1958(昭和33)年1月号~1961(昭和36)年12月号

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 684,899 字 · 1374 页

青空文庫

さらに。二ノ木戸には李応あり、徐寧あり、魯智深あり、武松あり、楊志、馬麟、施恩あり――という堅め。

宛子城直下には、なお、

柴進、孫立、黄信、韓滔、彭、飛、薛永。

このほか、水軍のとりでや、船庫の備えもあって、その船手には。――李俊、阮小二、阮小五、阮小七。――それに張横、張順、童威、童猛といったような、大江の河童にひとしい面々が得意の持場にあたっている。

べつに“山上大隊”と称する遊軍だの烽火台の哨戒隊などもあって雷横、樊瑞、解珍、解宝があり、またその搦め手の守りは、項充と李袞のふたりだった。

なお、ずっと離れて。

金沙灘のとりでに燕順、鄭天寿、孔明、孔亮の四将がいる。

その後ろ山に置かれた小寨の守備は、王矮虎、一丈青、曹正。みぎの小山にも、朱武、陳達、楊春。――以上があらましの配置であった。

が、この軍に配する軍需や、庶務、主計などの人選も、おろそかではない。

まず、忠義堂の内の、文書課では、蕭譲が主任にあげられ、そのしたに賞罰係の裴宣、印鑑信書の部に金大堅。――また勘定方に蒋敬がおかれている。

大砲の鋳造から指揮訓練の主任。

これは、凌振以外に当る者はない。