후리가나로 읽는 일본 고전
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면
イエスが安息日に人を癒されたのはこれが始めてではなく、悪鬼を追い出された最初の奇蹟を行ない給うたのも安息日でありましたが、その後騒ぎが大きくなったので、今度何かあればつかまえてやろうとパリサイ人は待ち構えていたのです。この息づまる空気の中にあって、イエス様は手の萎えたその男に向かって、静かに、短く「中に立て」と言われた。そして衆人環視の中に彼を立たせておいて会衆一同に言われた、ちょうど医学の教授が臨床講義をしているように。
「安息日に善をなすと悪をなすと、生命を救うと殺すと、いずれか善き」
誰も一言をも発する者がない。イエスは彼らの心の頑固なるを憂いつつ怒りをもって彼らを見回し――眼鏡越しだか何だか知りませんがジロリと一同を見回して、手の萎えた人に「手を伸べなさい」と言われた。そこで手を伸ばしたところが、伸びた。パリサイ人はその場を出て、その足でただちにヘロデ党の連中とともにどうにかしてかイエスを亡ぼそうと相談しました(三の一―六)。
ごらんなさい、パリサイ人はイエスの言動に対し最初は腹の中でブツブツ言い(二の六)、次には弟子たちにまで抗議を提出し(二の一六)、次にイエスに向かって直接に詰問し(二の一八、二四)、ついにはイエスをやっつけようという陰謀にまで進んだのです(三の六)。