일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면

아오조라 문고

第十八章 イエスの十字架

一 侮辱

1

と叫んでも、神はこの抗議を拒んで、「我知る。併しこの判決をこのまま執行せよ」、と宣告し給うたのです。

いぶかり怪しんで当惑している私どもの耳に、地の極から幽かな歌がきこえてくる。

彼は虐待せらるれども堪え忍びて、

その口を開かざりき、

屠場にひかるる羔羊のごとく、

毛をきる者の前にもだす羊のごとし。

彼は虐待と審判とによりて取り去られたり。

その代の人のうち誰か思いしや、

彼が活けるものの地より絶たれしことを。

彼は我らの愆のため死に定められしなり。(イザヤ五三の七、八)

この歌声、近くなり遠くなりて全地をおおう。これを耳にする私どもの心は、悔恨ともつかず感謝ともつかぬ、言い難き奇異の思いにうずきます。口には蜜のごとく甘くあったけれども、腹は苦さに満ちる味だ。私どもはかかる思いをもって、我らの罪を背負い、黙々と、従順に、十字架に曳かれゆき給うイエス様の成行きいかにと息をひそめて見まもるのです。

第十八章 イエスの十字架

一 侮辱

1

ピラトからイエスを下げ渡された兵卒どもは、イエスを総督官邸の中庭に連れてゆき、全隊を呼び集めて、彼に紫色の衣を着せ、茨の冠冕を編みて冠らせ、「ユダヤ人の王安かれ」