일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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イエスでん

イエス伝

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 イエス伝(イエスでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 220,119자 · 436화면

아오조라 문고

三 ピラトの法廷

1

罪を犯したことは悲しむべき事実です。しかし悔恨の涙を流しうる人は、罪の赦しによって、新たなる力の与えられる望みがある。ただ浅くその傷を癒すときは、罪の感覚を鈍くし、したがって救いの恩恵を軽んずる結果となる。浅く傷を癒す医者は藪医者だ。良医は患部を底までえぐる。患者は悲鳴をあげて泣き叫ぶが、これによって完全に治療されるのです。ペテロが師を知らずと言ったとき、イエスは振り返って鋭き一瞥を彼に与え給うた(ルカ二二の六一)。これによってペテロは救われたのです。

三 ピラトの法廷

1

そうこうしているうち、すぐ夜が明けた。夜明けとともに祭司長・長老・学者ら、すなわち全サンヘドリンの会議をまた開き、その決議をもって、イエスを縛り曳き行きてピラトに引き渡しました(一五の一)。ピラトはユダヤ統治のためローマから派遣された総督で、海岸のカイザリヤが駐在地であったが、エルサレムには官邸があり、過越の祭りの時期にはここに出張していたのです。異民族統治の天才たるローマ人は、ユダヤ人在来の宗教裁判所を認めるとともに、死刑に当たる重罪の判決並びにその刑の執行は総督の権限に留保していました。